意外に聞かれる、点字ブロック
通訳ガイドの仕事をしていると、
日本では当たり前のことを聞かれて
びっくりすることがあります。
予想外によく聞かれて
びっくりしたことの一つが、これ。
点字ブロックです。
目の見えない人が踏んで
足の裏の感覚でわかりやすいように
デザインされています。
まっすぐな棒のが、
「このまま進んでください」
ドットのが、
階段の前とか横断歩道の手前、
道が2方向に分かれる場所など、
注意を喚起するものですね。
これが外国人のお客さんの目には
不思議にうつるようです。
ネットで調べてみたのですが、
アメリカやイギリスなど、
海外でもいろんな国や都市で
設置されているようですが、
もしかするとあまり一般的には
知られていないのかもしれないですね。
これまでアメリカ人を含め、
何度かお客さんに
「これはなに?」と聞かれ、
私が
「目が見えない人が安全に
道を歩けるようにするためのものですよ」
と答えると、
「日本はなんて視覚障害者に
やさしい国なの!!」
「アメリカでは目が見えなかったら、
一人で出歩くのは難しいわ、きっと」
などとびっくりされました。
アメリカは車社会ですし、
あまり歩道に注意を払っていないのかも
しれませんね。