イギリス人がびっくりした日本人のマナー
今回は、イギリスのロンドン在住の
イギリス人の旦那さんと、トルコ人の奥さんと
11歳の娘さんです。
妻:日本の新幹線には感動したわ!!
静かで、きれいで、早くて、時間通りに来るし。
11時30分に到着します、って言ったら
11時30分ぴったりに新幹線のドアが開く。
11時29分でもなく、11時31分でもなく、11時30分ぴったりにドアが開く。。すごいわ。
あまりに快適で東京からの4時間が
あっという間だったわ。
あと、日本人のマナーでびっくりしたのが、
日本人が新幹線を降りるとき、
座席を倒したのをちゃんと元に戻して
自分が出したごみをちゃんと持って
降りること。
次にこの座席に座る人に対するリスペクトを感じて
日本人てすごいと思った!
わたし:日本人は小学生の頃から自分たちの教室は
自分たちで掃除する教育を受けているし、
自分の身の回りを散らかさないことについて
よその国よりもしつけがいきとどいていると思いますよ。
11才むすめ:えーーーっ、教室を自分で掃除するの??
わたし:そうですよ。トイレだって、音楽室だって、
下駄箱だって、学校中自分たちで全部掃除します。
11才むすめ:信じられない!!イギリスでは
考えられないわ。
(雨が降ったら雨傘をさす、という話から)
夫:イギリスではあまり雨傘ってささないんだよね。
わたし:でも、濡れるじゃないですか?
夫:そうなんだけどね、傘を持ち歩く習慣が
ないんだよ。だから雨が降ると濡れるわけさ。
11才むすめ:わたしも学校に傘なんて持っていかないわ。
わたし:じゃあ雨が降ったらどうするんですか?
11才むすめ:濡れるけど気にしない。
わたし:日本では子供が学校に行った後に、雨が降り始めると
お母さんが傘を持って学校まで迎えに行ったりしますよ。
11才むすめ:日本の子どもは甘やかされてるわ!
(第二次世界大戦の話から)
夫:ぼくの両親は子供の頃第二次世界大戦を経験しているよ。
父親はロンドンに住んでいたんだけど、
ドイツ軍の空襲が激しくてね。
空襲警報がなると、家の中にあるシェルターに駆け込むんだ。
シェルターと言っても、ちょっと頑丈な金網で
できているオリみたいなもので、
今で言ったら犬が入るケージみたいなやつ、笑。
夜は「ブラックアウト」といって
カーテンを閉め切って明かりも消して
人家があることがばれないようにしていたそうだよ。
小学校とかも爆撃されていて、
ぼくの母親は空襲の時に機関銃でババババーっと
狙われる中を走って逃げた、って言っていた。
戦争の経験は誰にとっても嫌なものだね。
空襲といえば、日本の空襲しか体験談を
聞くこともありませんが、
第二次世界大戦てほんと、世界中の人が
巻き込まれた戦争だったんだな、としみじみ感じます。
平和が一番!