通訳案内士Kayのシンプルな暮らし

通訳ガイドのこととか、暮らしのこととか

911同時多発テロの時、何してた?お客さんと話した

今回は、ニューヨークから来た50代夫婦と、

イギリスから来た60代夫婦です。

 

(テロの話題から)

わたし:911同時多発テロの時は

ニューヨークにいたんですか?

 

ニューヨーク夫:ぼくはその時ニューヨークに住んでいて、

職場の病院に行く途中に

車の中でラジオのニュースで知ったよ。

とりあえず病院に着いて

テレビにくぎ付けだった。

橋を渡ったところに職場があったんだけど

その橋が封鎖されちゃって

帰ろうにも帰れなかった。

救急車が通れるように

一般車は橋を通行できなくなったけど、

歩行者はOKだったから

歩いて橋を渡って帰る人もたくさんいたよ。

ぼくは、病院にとどまって

封鎖が解除されてから家に帰った。

 

ニューヨーク妻:私は、ニューヨークから

25マイルほど離れた町にいて、

ビーチでのんびりしてた。

周りの人がざわざわして何かと思ったら

25マイルも離れていたのに

煙が見えたわ。

 

イギリス夫:ぼくは出張でアイスランドに行ってた。

大型テレビを売り込むイベントがあって

大型テレビの画質を一生懸命アピールしてたんだよ。

テレビをずらーっとならべてテレビ放送を映してた。

そしたら!!!

そしたら!!

いきなり大型テレビの画面にニュース速報が流れて

1機目の飛行機がワールドトレードセンターに

激突する画像が映しだされた。

「おいおいおい、一体何が起こったんだ?」

とみんながその大型テレビに群がっている時に

2機目が突入した。

ぼくはその瞬間を自分が売り込んでいる

大型テレビで見たんだよ。

ずらーっと並べられたテレビが全部

その瞬間を映し出していた。

あの光景は忘れない。

 

イギリス妻:わたしはイギリスにいたから

ニュースで知った、って感じ。

これからどうなるんだろう、と

鳥肌が立ったわ。

 

ちなみに、鳥肌が立つ、ことを

get goose bumpsと言います。

ここ1週間くらいの間に

いろんな人がいろんな会話の中で

goose bumpsを使うので

あら、また聞いた、と思っています。

不思議。