オーストラリア人のお客さんとの会話
今回は60代のオーストラリア人のご夫婦でした。
夫:日本人はとても可愛い格好してるのに、
歯並びがかなり悪い人が多いのが
ものすごーーーく気になるんだけど!
妻:それ、私も思った!オーストラリアでは
歯並び悪かったらすぐに矯正するんだけど、
日本人はしないの?
わたし:そうですね、矯正してる人も結構
いますけど、外国と比べたら歯並びを
気にする人の割合は低いと思います。
夫:それがすごく意外。日本て
お金持ってる国なのに、
歯の矯正にはお金をかけないんだね。
(戦争の話になった後)
妻:オーストラリアは良くも悪くも
他の国から離れてるから、いろんな紛争に
巻き込まれる危険が少し少ないと思う。
わたし:そうですね、日本は北朝鮮が
近いですからね。でも、最近は物騒な
ニュースが少し減っています。
夫:核兵器は本当に怖いね。
オーストラリアでは昔、イギリスが
核実験をたくさん行っていて、
アボリジニの人々がたくさん被曝して
いるんだよ。
今でも、汚染された土地を処理しないと
いけない状況の場所がある。
わたし:核兵器が使われたのは日本だけですが、
核実験が行われた国はたくさんありますよね。
どの国もそれを大きく報道しなかったら
その国民は何も知らない、って
ことになっちゃいますよね。
妻:少し前に東南アジアに旅行に行った時、
戦時中の戦跡を訪ねたことが
あってね。現地でドライバーさんを
雇ったんだけど、自分たちの国で
戦争があったことすら
わかっていない人も結構いた。
学校で習っていない、って
言っていたわ。
夫:教育で国民の価値観を自国に
有利なように誘導することもできるけど、
全く教えないってのも、困ると思ったよ。
妻:オーストラリアは第二次世界大戦では
英国軍の一部として日本とも戦って
たくさんの死者も出ているのよね。
今はこうやって和やかにお互いの国を
行き来できる状況になっていることに
感謝するわ。
わたし:そうですね、戦争の時代に
起こったことをきちんと知った上で
一緒に未来をより良いものにして
いきたいですね。
日本は第二次世界大戦中に
多くの国と激しい戦闘を繰り広げました。
でも、今、その国の人たちと
和やかに語り合うことができる
ことに私も感謝の気持ちが
湧いてきました。
平和っていいですね。
世界中のどの人も平和を望んでいるんだ、
って心から思います。