アリゾナ在住アメリカ人のお客さんと死後の世界について会話
60代後半くらいのご夫婦との会話です。
夫:日本人は仏教の教えのせいで
死んでもまた生き返る、って
思っているんでしょう?
わたし:はい、仏教のせいかどうかは
全く自覚はないですが、私は
自分には前世があると思ってるし
死んでもまた別の人生を生きると
思ってますよ。
キリスト教では死んだらもう
生き返らないんですよね?
妻:そうよ。死んだらもう天国に
行って、それで終わりよ。
地上に戻ってくることはないわ。
わたし:ご主人も同じ考えですか?
夫:ぼくは家はプロテスタントだけど、
どちらかというと無宗教なんだよね。
死んだらきっと幽霊になるよ。
わたし:そうですね、私は、体は死んでも
魂は生きてるような気がします。
夫:うちに昔、猫を飼っていてね。
死んじゃったもんだから
新しい猫を飼い始めて
今は三匹飼っているんだよ。
そのうちの一匹が、時々、
どうみても死んだ猫と全く
同じ動きをするんだよ。
最初の猫が死んた後に
新しく飼い始めた猫なんだよ。
なのに、時々急に人格?が
変わって死んだ猫が生き返ったのかと
思うような動きをするのさ。
しばらくすると、元に戻るんだけど
本当に不思議だよ。
だから僕は死んだ猫の魂は
存在していて、今うちにいる猫に
ときどき乗り移ってるんじゃないかと
思ってるよ。
わたし:ぎょえーーー、それ、
ちょっと鳥肌たっちゃいました。
(ゆめがシングルマザーだという話から)
妻:私たちも実は再婚同士なのよ。
私には子供が二人いて、
彼には子供が三人。
お互いの子どもも大きくなってたから
一緒になるのには大きな障害は
なかったわ。
彼はフランス人なのよ。
アメリカに仕事でやってきていて、
知り合ったの。
私と結婚するためにアメリカに
住んでくれて、それ以来
20年間アメリカ生活をしているわ。
わたし:すごい、再婚で国際結婚なんですね!
しかも、わざわざフランスから
アメリカに移住してくれるなんて!
夫:フランス男は情熱的なのさ、笑。
わたし:今はシングル生活が楽しすぎて
再婚する気とかさらさらないけど、
いつどんな素敵な人と出会うか
わからないですよね。
夫:世の中には情熱的な男性は
たくさんいるから、そういう男を
つかまえるのも楽しいと思うよ。
わたし:そうですね、愛情表現とか
豊かな人ってすてきですよね。
ユーモアたっぷりなご夫婦の
娘にでもなったかのような気分を
味わった一日でした。