イギリスの浪人生の過ごし方
今回は、イギリスのアイルランドから来た
50代のパパ&ママと、
25歳長女、21歳次女、19歳息子くんです。
(浪人生の話から)
21歳次女:日本では浪人、ていうのね!
わたしたちは、ギャップ・イヤー、て呼んでいるわ。
私もギャップ・イヤーを経験したわ。
でも、日本の浪人生みたいに勉強ばかりってわけではなくて
旅行に行ったり、
どこかの企業にインターンに行ったり
経験を積むために時間を使うことが多いわ。
私は、ギャップ・イヤーの時、
ちょうどアメリカで大統領選があった時だったから
アメリカに行って
ヒラリー・クリントン陣営の選挙活動事務所で
働いたのよ。
いい経験になったわ。
(原爆資料館の入り口で)
パパ:日本て警備員さんとかがやたらと多いよね。
行列を整理する人とか
いらっしゃいませ、と言う人とか
ほんと、やたら多いと思うんだけど。
イギリスだったら、こういう博物館の入り口には
せいぜい一人の警備員が立っているだけだね。
しかも、けっこう年配の警備員だよね。
あんまり警備するのに適している年齢じゃない
気がするけど。
日本が安全な国っていう証拠だね。
あと、なんでみんな手袋してるの??
わたし:それ、謎なんですよね~。
タクシーの運転手さんに聞いても、どの人も
なんで手袋してるのかわからないって言うし。
私にとっても謎の風習です。
(レストランの中で)
ママ:日本て、レストランでカバンを入れるための
かごを出してくれるところが多いわよね。
イギリスにはこんな風習は全くないから
とてもびっくりしたわ。
日本てレストランの床だってとてもきれいなのに
更にかごにカバンを入れてください、だなんて、、
なんて素敵な国なの!!
浪人生といっても、日本とイギリスでは
時間の使い方が全く違うことに驚きました。
日本で当たり前のことって
外国ではそうではないことも多いですよね。
一つの価値観だけにとらわれて
苦しい気持ちになったとしても
その場から一歩離れたら
案外なんでもないことなのかもしれません。
お客さん達があまりに違う価値観やら
生活様式やらを見せてくれるので
自分の常識がいい意味で壊されていく気がする
今日この頃です。