ビール王国ドイツ人の、ビールに対する考え方
今回は、ドイツのケルンから来たパパ・ママ・息子・娘(高校生)の4人家族です。
普段のお客さんが英語圏の人が多いので、
ドイツ人のプライベートツアーとか
ちょっとテンションがあがります。
わたし:ドイツといえばビールですよね。
ドイツは水よりもビールの方が安いって話を
聞いたことがあるのですが、本当ですか?
パパ:う~ん、水より安いってことはないような
気がするなぁ。
でも、品質の良い水とすごい安いビールを比べたら
そういうこともあるね。
わたし:ドイツでは何歳からアルコールOKなんですか?
娘:親と一緒なら14歳からアルコールを買うことができるわ。
16歳からは親がいなくてもアルコールを買えるわよ。
わたし:えっ、じゃあ、高校生だけどビール飲むんですか?
娘:私はビールがあまり好きじゃないから飲まないけど、
友達は普通に飲んでる。
わたし:日本では20歳からアルコールがOKになります。
アメリカでは21歳ですよね。
パパ:それってずいぶん遅いよね。
例えば、日本は何歳から軍隊に入ることができるの?
わたし:軍隊というか、自衛隊ですけど、たしか
18歳からです。
パパ:国のために命を捧げる人間がビール飲んじゃだめ、
とかちょっとおかしくない??(笑)
わたし:えっっ、、確かにそうですね。
ママ:命を捧げるのとビール飲んでもいい歳を比べたら
ビール飲んでもいい年が先にくるのが普通よね。
わたし:ひゃーーーー、確かに、笑!!
(ベルリンの壁崩壊の話題から)
ゆめ:ベルリンの壁が崩壊したとき、どんな感じだったんですか?
ママ:私たちは西側にいたんだけど、
ベルリンの壁が崩壊した当日ではないけれども
もちろん、見に行ったわよ~~。
ワクワクしたわ!
ベルリンのあたりでは、西側の人と東側の人が
一緒に部屋を借りてルームシェアしたりしてたわ。
わたしはその時18歳だったんだけど、
ものすごい歴史的な瞬間に生きているんだと
感動した!
(第二次世界大戦の話から)
息子:ドイツでは最近、若者がヒットラーの
ちょび髭を真似したりして、茶化すというか
面白がるような風潮もあるんだ。
彼らはヒットラーのことを否定しているわけではない。
なんとなく不穏なものを感じるよ。
英語圏じゃない人の話はいつもかなり新鮮です。
特に、ビールに対する考え方には笑っちゃいました。
日本も18歳から選挙権だってあるわけだし、
親の承諾なしに結婚していいわけだし、
ビールもほどほどになら飲んでもいいんじゃない?なんて
思いました。