パパ、と言ったらスペイン語でジャガイモだそうです
今回はメキシコのメキシコシティーから来た
ご夫婦と大学生・高校生・中学生の3人の息子さんです。
(宗教のはなしから)
パパ:メキシコは基本カトリックの人が多いね。
我が家もカトリックなんだけどね、
ぼくと妻はしょっちゅうじゃないにしても
教会にも行ってるし、お祈りだってしているし
普通のカトリック教徒だと思う。
でも、息子たち、特に長男は
カトリックに全く関心を持ってないよ。
わたし:なぜですか?
ママ:カトリックの教えがかなり現代の科学と
矛盾しているのが大きな原因かな。
例えば、7日で世界が作られた、とか、息子は
「まじで信じられない」って言ってるわ、笑。
私の父母の時代はとても敬虔なキリスト教徒が
多かったけれど、
私たち(50代)の世代は、まぁそこそこな
感じのキリスト教徒が多い。一応教会には
行くけれども、そこまで熱心じゃない。
息子たちの世代は、どんどんキリスト教離れ
していると思う。
神父になる人がいなくて問題になってるわ。
パパ:だって神父は結婚もできないし、
神父の様々なスキャンダルなんかも明るみに出て
とても不人気な職業になりつつあるんだよ。
ママ:あと、大きな問題は、女性は神父には
なれない、てことだと思う。
時代にそぐわない慣習よね。
(スペイン語の話題から)
大学生:日本語は発音がスペイン語と良く似ているんだよ。
日本人はスペイン語を耳で聞いた通りに言ってみたら
ほぼ正確な発音ができるらしいよ。
わたし:何かスペイン語の単語言ってみてください。
大学生:Yo soy Jose.(ジョ・ソイ・ホセ)
わたしはホセです。
わたし:ジョ・ソイ・ホセ。
大学生:カンペキ!!!
ゆめ:スペイン語でママとパパはなんて言うんですか?
高校生:ママ・パパ。
ゆめ:ママ・パパ。日本語と全く同じ!
高校生:あ、でもパパはアクセントが後ろにくるんだ。
パパ。2個目のパにアクセント。
日本語みたいに最初のパにアクセントがきてパパと言ったら
それは、「ジャガイモ」っていう意味なんだよ。
わたし:全く同じ発音でアクセントの位置の違いだけで
お父さんとジャガイモの違いになっちゃうの?
高校生:そう、笑
(あんこの話題から)
パパ:あんこだけは食べられないなぁ、
メキシコにも豆はたくさんあるんだけど、
豆は塩味なんだよ。だから甘い豆なんて
絶対無理だーーーー。
なんで豆を甘くしなくちゃいけないのか
これだけは理解できない。
(車の話題から)
大学生:メキシコでは日本車はとても人気があるよ。
どれも性能がいいね。
我が家は日本車とフォルクスワーゲンばっかり
乗ってるよ。日本でアメリカの車を全然見ないことに
びっくりした。
メキシコ人て気さくで大らかな印象の人が
多いような気がします。
スペイン人とメキシコ人て国民性は
結構ちがうのかな。明日も会うので
聞いてみようと思います。