イスラエル人が日本語を耳にして思ったこと
今回のお客さんは50代のイスラエル人のパパ&ママと
20代の息子&娘さんです。
ママ:日本語って不思議。どうして歌ってるみたいに
聞こえるの?
わたし:は?歌ってる??そんな風にしゃべってる意識全然ないですよ。
ママ:ほら、ホテルとかお店とか、
みんな歌ってるように聞こえるわ。
わたし:あーーー、わかった!!!
これですね。
「いらっしゃいませ〜〜〜〜」
「ありがとうございました〜〜〜」
「行ってらっしゃいませ〜〜〜」
ママ&娘:それそれ!!!絶対歌ってるじゃん。
わたし:確かに、、、歌ってるみたいですね、笑。
(イスラエルの兵役の話題から)
娘:わたしは去年兵役が終わって、
今大学生なんです。
わたし:え?女の子も兵役があるんですか?
パパ:男の子は3年だけど、女の子は2年の
兵役があるんだよ
わたし:すごい、女の子が兵役だなんて。
つらくなかったですか?
娘:最初、慣れるまではつらかったけど、
慣れたらなんてことないわ。
わたし:男の子と同じことをするんですか?
娘:男の子みたいな筋肉系のことは
ほとんどないわ。まぁ、配属される部署にも
よるけど。
(名前の話から)
わたし:日本人は「鈴木さん」「佐藤さん」が多いですけど、
イスラエル人の「よくある名前」はなんですか?
パパ:イスラエル人は名字はCOHENさんとかLEVIさんが多いね。
下の名前はいろいろあるね。
(ユダヤ教徒の食事の話から)
パパ:僕たちはユダヤ教徒なので豚肉がダメなんだ。
あと、普通の魚はいいんだけど、エビとかカキとか
タコ、イカはダメ。
わたし:これまでイスラエルからのお客さんを
何度もご案内しているので、聞いたことはあります。
ユダヤ教の教えに沿った食事のことを
「コーシェル」っていうんですよね。
イスラム教の「ハラル」みたいな感じで。
パパ:まぁ、いろいろ細かく言い出したらきりがないくらい
食事についての規則があるんだけど、
外国を旅行しようと思ったら、
完全には守れないよね。
どれだけ守るのかは、どれだけ信心深いかによるね。
(イスラエル人観光客の話から)
わたし:最近、イスラエル人のお客さんを案内することが
多いんですよね。観光客が増えてるんですかね。
ママ:今、9月から10月はユダヤ教ではお正月にあたるのよ。
正月休みでイスラエル人がどーっと海外旅行に
出かけているのよ。
わたし:あ〜、どうりで!明けましておめでとうございます!
普段の生活の中でキリスト教に基づいているものは多いですが、
ユダヤ教は本当にいろいろ違うんだな、と
いつも勉強になります。
西暦だって、あれはイエスキリストの生誕日から
数えているものなのでユダヤ教徒は使わないそうです。
イスラエルに住んだらこんがらがりそうです。