４０代シングルマザーの１００の野望 ５８番「久しぶりに手芸をする」
野望シリーズ５８番
「久しぶりに手芸をする」
わたしは、手芸が好きです、というか
子供が小さい頃に何年間か手芸にハマっていました。
娘が幼稚園に入った頃、
手芸が得意なママ友に影響されて、
わたしもお弁当袋とかコップ袋とかを作って
大喜びしていました。
娘が幼稚園の年少の時のクリスマス、
「サンタさんからのプレゼントは何が欲しい？」と聞くと
アニメの「忍たま乱太郎」が大好きだった娘が
「くのいちの服が欲しい」と言いました。
「くのいち」、、、忍たま乱太郎に出てくる
女の子がピンクの忍者の服を着ているのです。
娘はそのピンクの忍者の服が欲しい、と言っていたのでした。
ネットで調べましたが、
子供用で黒い忍者の服は売っていましたが、
ピンクの忍者の服は売っていませんでした。
まずいぞ、、３歳の子が着るピンクの忍者の服なんてない！
クリスマスまで３週間、
ネットでピンクの忍者服を探しても見つけられない気がしました。
そうだ、自分で作ればいいじゃん！
子供用の甚平さんの型紙を買ってきて
ズボンを長くして
ピンクの布で作れば
忍者の服みたいになるのでは？？
手芸ショップに行って、
ド派手なピンク色の布と型紙を買ってきました。
そして、お弁当用の巾着袋しか作ったことのないわたしが
娘が寝付いた夜中に甚平さん作りに取り掛かりました。
それまで型紙をとったこともないし、
型紙についている超シンプルな説明だけで
あっさり作れるわけもなく
特にえりのあたりを作る時は失敗して
何度も縫ったりほどいたりしました。
ピンクの布と格闘すること１週間、
とうとう忍者服だと娘をだませる甚平さんが完成しました。
クリスマスの朝、大喜びして
ド派手ピンク色の忍者服を着て家の中を
飛び回る娘の姿を見てからというもの、
メラメラと手芸魂に火がつきました。
それ以降、子供のパジャマ、スカート、
ピアノの発表会の服、自分の服、などなど、、、
じゃんじゃん生産しまくりました。
子供が幼稚園に出かけると
急いで手芸を始め、ふと顔をあげると
昼食も食べるのも忘れていて
「やばっ、もう幼稚園のお迎えの時間だ」
てなことも何度もありました。
娘が小学校の高学年になった頃
自分の中の手芸ブームが下火になり、
大量の布やら手芸グッズが押入れの中に保管されました。
この野望シリーズを自分で作った時、
「久しぶりに小物とか自分の服とか作れたら
楽しいだろうな」と考えていました。
あれから１年以上経ちましたが、
忙しかったせいもあり、全然手芸なんて
できていませんでした。
先日から家のものをいろいろ断捨離しました。
わたしの野望シリーズの中に
「ミニマリストとまではいかなくても
物の少ない家にする」というのがあります。
今、めちゃくちゃ断捨離に燃えていて
元々けっこう物の少ない私の家ですが
過去最大級に断捨離を断行しました。
そして、、、何と、
私の過去の趣味、手芸を断捨離しましたーー
元々、布もこの大きさのプラスチックボックスに
４箱分もあったのですが、徐々に減らしていき
最後に残ったのが小物制作用に残したこの１箱でした。
いつか手芸をしたくなったときのために
どうしても捨てられなかったものです。
でも、何故か今回の断捨離熱はハンパなく、
このプラスチックボックスの布は
思い切って全部バイバイしました。。
残ったのはミシンと、手芸箱の中に
厳選して残した糸やハサミなどの手芸道具。
いつか手芸したくなったら布はまた買えばいいや、
ということで趣味自体を断捨離したのでした。
ついでに２年前まで行っていたスキーの服も
捨てました。
スキーも好きでした。
でも何故か卒業かな、と急に思ったので
えいやっ、とスキーウェアともバイバイしました。
今のわたしは「旅行」に興味があるし、
人の旅行に携わる今の通訳ガイドの仕事も
大好きです。
マイブームが旅行なのです。
来年１月にタンザニアに行くことにしているし、
自分の持ってるリソース、、、
時間、お金、エネルギー、それらを
今は全部旅行に注ごう、と思いました。
生活をシンプルにして
自分の好きなこと１点集中主義で
タンザニアのお金を稼ごうと思います。
趣味以外にも家の中の物も激しく断捨離したおかげで
家の中がかなりスカスカになりました。
風通しがいい感じがして
とっても気持ちがいいです。
仕事も集中して頑張れそうな気がします。
