通訳案内士Kayのシンプルな暮らし

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タンザニア旅行記⑨ 帰国 セスナに乗るとき気をつけること

いよいよ帰国です。

 

 

 

チェックアウトを済ませ、8時にホテルを出発します。

一時間ほどでセレンゲティ・セロネラ空港に到着します。

ここからセスナで一気にアルーシャという、

キリマンジャロ空港に近い街まで飛びます。

 

車で戻ると丸1日かかる道のりを

セスナだと2時間弱で戻れます。

セスナは小さいです。

 

中はこんな感じ。

私は前から二列目(自由席ですが)だったので

後ろの席の様子は写真には撮れなかったのですが、

かーなーり狭いです。

飛行機に乗り込む時、

自分の座席まで行くのに腰をかがめて

のそのそ進んでいかないといけないし、

前の席との距離も近いです。

横に3人(1人席と2人席)、

縦に四列、全部で12人座れるみたいです。

 

めっちゃ圧迫感あります。。。

 

わたし、最近は大丈夫になってきたとはいえ、

閉所恐怖症です。

前の日の夜中にハッと目が覚めて

やばい、セスナ乗りたくない、、、、

心臓をバクバクさせながら思いました。

大昔にアメリカのグランドキャニオンに行った時

初めてセスナに乗って

死にそうな思いをした記憶があるので

あー、やだなぁ、こわっ、、、

と朝からちょっと憂鬱モード。

 

でも、飛行場に着く頃には肚も座って

気分も落ち着いていました。

1週間お世話になったガイドさんとも

この空港でお別れです。

 

別れ際に、ガイドさんが

「気分をコントロールする薬を飲んでおいてくださいね」

と言いました。

「え?飲んでないとやばい感じ??

持ってないんですけど。

まぁ、大丈夫です」

とだけ返事しました。

 

確かに旅程表に「酔い止めの薬を飲んでおくことを

おすすめします」と書いてありましたが、

持って行ってませんでした。。。

 

 

結局、大丈夫でしたが、

時間の大幅節約になるとはいえ

高所恐怖症、閉所恐怖症の人には

けっこうキビシイ乗り物だと思います。

セスナに乗らずに陸路で帰るなら

それを考えて旅程を組まないといけないです。

一緒に行った、セスナ初体験の娘は

別に閉所恐怖症でも高所恐怖症でもないですが

「二度と乗りたくない」と言ってました。

 

もう一つ、

このセスナはアルーシャに着くまでに

いくつかの空港に着陸して

お客さんを降ろしたり乗せたりします。

まるで路線バスみたいです。

アルーシャがキリマンジャロ空港に近い空港なのですが

そこで降りるとき、

自分の荷物をちゃんと確認する必要があります。

 

スタッフの人が荷物を降ろしてくれますが、

乗客のうち何人かは

ザンジバルというリゾート地に向かうセスナに乗り換えます。

わたしと一緒に旅行した人の1人が

危うく自分の荷物の一つをザンジバルまで

乗せていかれるところでした。

 

アルーシャの空港では別のドライバーさんが

迎えてくれてキリマンジャロ空港に向かいました。

 

出発の2時間前にはキリマンジャロ空港に着いたのですが、

ん〜〜〜、出国審査とか手荷物検査とか

とてものどかです。

 

少し時間に余裕を持って空港に着いた方が

いいかもです。

 

こうしてめでたく日本に帰ってきました!