通訳案内士Kayのシンプルな暮らし

通訳ガイドのこととか、暮らしのこととか

日傘をさすオーストラリア人のお客さんとの会話

今回はオーストラリアのメルボルン在住

40代のご夫婦と14歳の息子くんです。

 

(日傘をさす奥さんを見て)

わたし:外国人が日傘をさしているのを見るのは

珍しいです。

 

妻:あら、日傘はとても便利よ。

つばの広い帽子よりも断然ラク

 

わたし:日傘は日本で買ったんですか?

 

妻:いいえ、これはオーストラリアから

持ってきたものよ。私はオーストラリアでも

日傘さしているのよ。

 

わたし:え?オーストラリア人もオーストラリアで

日傘をさすんですか?

 

妻:大勢じゃないけどね。上の年代の女性は

メルボルンではけっこうさしているわよ。

オーストラリアは紫外線がきついから、

日傘をさしている方がシミになりにくいと思うの。

 

(日本を訪れるオーストラリア人が増えている

という話題から)

夫:オーストラリアは広い国でしょ。

僕たちが住んでいる東海岸メルボルンから

西海岸のパースまで旅行するよりも

日本に旅行した方が安いんだよ。

しかも、時差が日本とは1時間だけど、

パースまで行くと時差が3時間もある。

 

息子:日本はどこに行っても同じ時間て

いうことにびっくりしたよ。

昨日、京都から広島まで移動したんだけど、

時差があると思ってて、

時計を合わせなきゃと思って

IPhoneの時計を見たら時刻が変わってないから

びっくりした。

 

わたし:そうですね。日本の子供は「時差」という

観念を感じずに育つので、

同じ国の中で時間が違う、ということが

なかなかピンとこないんですよ。

 

(国の中でも色々な方言があるという話から)

妻:日本の都市の中でも、ライバルというか

張り合ってるような都市はあるの?

 

わたし:そうですね、ライバルがいるとすれば

東京と大阪ですかね?

オーストラリアでもライバルみたいな都市は

あるんですか?

 

妻:メルボルンシドニーはちょっとそういうところが

あるわ、笑。

シドニーは日本でいったら東京みたいな感じかしら。

メルボルンシドニーほどの都会じゃないけど、

ファッションとかは絶対こっちのもんだ、と

メルボルンの住民は思ってる。

色々、お互い張り合ってるわ。

 

(学校の話から)

息子:オーストラリアは1月の終わりから

新しい学年がスタートするんだ。

学年が終わるのは12月の中旬。

 

わたし:ものすごく長い冬休みですね。

その間、学校なくて何してるんですか?

 

息子:1月なんて暑くて学校なんか

行ってられないよ。日本だって一番暑い時期は

学校休みなんじゃないの??

 

わたし:あ、そっか!!

オーストラリアは12月、1月が夏休みなんですね!

 

日本とオーストラリアが季節が逆だと

わかっていても、1月が夏休みと言われると

妙に新鮮でした。