通訳案内士Kayのシンプルな暮らし

通訳ガイドのこととか、暮らしのこととか

アメリカ人て銃を持つのが普通なの??

おとといの続きです。

アメリカ人の70代のご夫婦と銃社会について

話しました。

 妻:日本は銃が規制されていることは

素晴らしいことね。

 

わたし:そうですね、日本にいる限り、

死因が銃、にはならないですね。

隣の人が銃を持っているかもしれないという

恐怖は感じずに済むことはありがたいことです。

 

夫:アメリカでは、学校で生徒が銃で撃ち殺されるなんて

本当にクレイジーだ。

 

わたし:アメリカは銃社会と言いますが、

ご夫妻は銃は所有してないんですか?

 

夫:当然だよ。少なくとも僕の知る限り、

僕の知り合いで銃を所有している人はいないね。

 

わたし:え?でも銃社会だから相当たくさんの人が

銃を持っているんじゃないんですか?

でないと、あんな風に頻繁に銃の事件は

起きないですよね?

 

妻:アメリカは元々は狩猟をする人が多いのよ。

動物を自分で銃を使ってハンティングするの。

ハンターは元から銃を持っているわ。

で、都市部には狩猟目的で銃を保有している人は

いないわよね。

都市部で誰が銃を持っているのかといったら、

治安の悪い地区に住んでいる人が、

自分を守るために銃を持って

いることが多いのよ。

 

わたし:あー、なるほど。

 

夫:トランプ大統領が銃規制に賛成しないのが

本当に腹立たしい。

銃を持っている人たちから支持されて大統領に

なっているもんだから、

銃を規制するのは難しいと思うよ。

 

なるほど、、一筋縄ではいかないわけですね。

 

以上がおとといのお客さんとの会話でした。

 

で、今日はどんなお客さんだったかというと、

60代のアメリカ人男性と、どう見ても

30歳そこそこにしか見えないフィリピン人女性の

カップルでした。

彼女の方に「彼はアメリカのどこに住んでいるの?」と尋ねると

「ん〜、どこかしら?彼に聞いてみて」と

返事が返ってきました。衝撃。

二人は仲睦まじい感じで微笑ましかったのですが、

どうしても年の差に目が釘付けで

1日のツアー中にあれこれ話したにも関わらず

何を話したのかイマイチ思い出せない、、、笑。

 

でも、一つ印象的だったのは、

フィリピンでも第二次世界大戦中、日本軍が

大きな損害を与えた歴史がある話題から、

 

わたし:フィリピンの人たちは日本が戦時中に

したことを学校で教わるんですよね。

 

フィリピン人の彼女:高校の時に世界史で

第二次世界大戦中のことを習ったけど、

あれは73年前の話。

若い人は過去は過去だと思っているわ。

もちろん、フィリピンはアメリカに占領されていた

わけだし、昔はアメリカ人に対して良い感情を

抱いていない人もいたけど、今はそんな人は

いないわね。

 

 

団体ツアーの仕事の時は、一人一人のお客さんとの

会話が必然的に薄くなってしまうので

なかなかブログに書けるほどのネタを仕入れることが

できないのですが、

個人客のガイドをした日は、一日中一緒にいて

あれこれ話すので、ブログを書くネタには困らない、

というシステムです、はい。