通訳案内士Kayのシンプルな暮らし

通訳ガイドのこととか、暮らしのこととか

断捨離:通訳ガイドの資料をどうする??

12月に入り、通訳ガイドの仕事も一息ついて暇だったので

この1週間、再び我が家の断捨離に取り組みました。

 

 家の中の「モノ・衣類」はかなり減っていたのですが、

今回は、これまで手付かずだった

通訳ガイド関係の書類や本です。

 

通訳ガイドの仕事をしていると

下見で色々な場所に行くし

その度にその土地や観光地の

パンフレットや本などをどんどんゲットしてしまいます。

 

日本の文化や神道・仏教に関する本も

じゃんじゃん買うし、

本棚がえらい勢いで埋まっていきます。

 

ネットで調べてプリントアウトした資料、

自分のガイドスピーチ用の原稿、

本棚が紙だらけ、ファイルだらけです。

 

今回は、これをペーパーレス化しよう!

と決心しました。

 

どうしようかな、と色々考えて

evernote

というアプリを使うことにしました。

evernoteは以前から使っていたのですが、

今ひとつ活用しきれていなかったんですよね。

 

有名なアプリなので

使っていらっしゃる方も多いと思いますが、

このアプリはメモアプリです。

文字とか写真とかをメモとして

保存しておくことができます。

メモが増えてきても

タグの機能やメモのタイトルから

必要なメモを検索して取り出すことができる、という

とても便利なアプリです。

キーワード、例えば「原爆ドーム」で検索をかけると

タグや、メモのタイトルや、メモ本文の中に

原爆ドーム」と書いてあるメモが

ずらっと出てきます。

 

わたしは、ひとまず、観光地で集めまくった

パンフレットを写真に撮って

それをevernoteに放り込みました。

evernoteのカメラ機能のいいところは

書類を机の上に置いてカメラを向けると

ちゃんと「書類だけ」を認識してくれて

書類の部分だけをトリミングして取り込んでくれるところです。

 

金閣寺パンフレット」のメモには

金閣寺のパンフレットの写真を6枚ほど入れ、

タグには「京都」「金閣寺」とつけておきました。

 

この作業を繰り返すこと数時間、

大きめ紙袋1つ分のパンフレットが

キレイにevernoteに収まりました。

 

写真を撮ってevernoteに入れていると

あっという間に

無料のアップロードの容量制限(60M)に達してしまいました。

1週間のプレミアムプラン(10G)のお試しに申し込み、

じゃんじゃんバリバリ写真を入れまくりました。

 

次は、これまで通訳ガイドの研修や

下見ツアーで自分が取ったメモを入れました。

メモを写真に撮ってそのまま放り込む事も出来たのですが、

急いで書いた自分の汚い字が嫌だったので

せっせとタイプして

キレイなメモにしました。

その作業に丸1日。。。

 

その次。

自分がそれぞれの観光地についてまとめた情報を

せっせとメモにしました。

例えば「原爆ドーム 情報まとめ」のメモには

これまで自分が調べてきた情報をあれやこれやと。

ここに自分が持っている全部の情報を書き込みます。

これまで数カ所に散らばっていた情報を

一つのメモにまとめて、とてもわかりやすくなりました。

この作業に丸2日。

 

その次は、本の整理。

本に書いてある情報をevernoteに書き込んで済ませられるものは

全部そうしてバイバイしました。

特に広島関係。

ガイドになりたての頃に勉強のために買った本は

自分がすでに知っている情報が多いんですよね。

なので、ザーッと読んで知らない情報、

書き足しておく必要のある情報をevernoteに放り込んで

バイバイしました。

 

ここでひと段落。

あともう1段、こんな感じの本棚があります。

でも、随分スッキリしました。

 

買っただけで読んでない本もあるんですよね。

読みながらevernoteのメモに取って

読んだらバイバイするのが本棚の本を増やさずにすむ

いい方法かな、と思っています。

 

こうやって通訳ガイドの仕事に必要な情報をまとめておけば

移動中の電車の中でもタブレットで見て

勉強することができるし、

何より軽い。

特にアウェーの仕事をする時は不安なので

「あの資料も一応持って行っておこうかな、

この本も一応」なんて荷物が多くなりがちなのですが、

evernoteがあれば、本棚に入っている情報丸ごと全部

タブレットで見ることができるので

ものすごく身軽に移動できそうです。

 

自分が持っている情報や知識を

まとめるいい機会になりました。

これからは極力、紙を使わないでやっていこうと

思います。

 

あ、最後に、大満足の気分で自分のメモを眺めて

ふと、「これがもしも全部消えたらどうしよう」と

考えてゾーっとして、

急いでバックアップを取りましたとさ。