ベルギー人が話すフレミッシュって???
今回は、ベルギーのゲントから来た
(全然知らない言語で話しているのを聞いて)
わたし: 何語で話してるんですか?
夫: Flemish だよ。
ベルギーはフレミッシュを話す人が6割くらいかな。
僕たちの住んでいるゲントはフランス語も多いね。
ドイツ語は5パーセント、てとこかな。
妻: 私たちは母国語のフレミッシュと
フランス語を同時に習ったけど、
最近の若い人たちはフランス語の代わりに
英語を勉強しようとする人が多いのよ。
英語の方が共通語として便利だからね。
わたし: フレミッシュって、全然聞きなれない単語なんですけど。
妻: フレミッシュてのは、ベルギー人が使っている、
オランダ語の方言みたいなものかな。
オランダ語によく似てる。
ベルギー人が話すフレミッシュは
発音はどことなくフランス語っぽいんだけど、
オランダ人が話すオランダ語は
なんだか発音とかがやたらと巻き舌だったりして
ものすごく派手な感じの発音なのよ。
夫:例えば地名のローゼンタールを
オランダ人が発音すると
RRRRRRRRRRローゼンターRRRRRRRル
てな感じになる、笑。
でも、オランダ人が言っていることは理解できるわよ。
(電車で隣になった日本人の女性と会話をして
車中泊しながら旅行している、と聞いて)
夫: ベルギーでは車中泊とかしたら
警官がやって来て、罰金取られるよ。
キャンピングカーじゃない限り、
車に泊まったりするのはダメなんだ。
(宮島の弥山をハァハァ言いながら歩きながら)
夫:ベルギーは平地ばかりで
山が少ないもんだから、山登りは慣れてないんだよ。
日本人はそこらじゅう山があるから
きっと山登りは慣れてるんだね。
わたし:山がたくさんあってもみんながみんな
登るのに慣れているわけではないですよ。
でも、100名山に指定された山を
全部制覇しようと頑張ってる人はたくさんいます。
(ハネムーンの話から)
妻:私たちは再婚同士で、ついこの間結婚して
わたし:すてきーーーー!!おめでとうございます。
60歳を超えてハネムーンに行けるなんて
人生、これからますます楽しくなりますね。
妻:ベルギーでは「車輪はいつも回っている」という
言葉があるのよ。
意味は、良い時も悪い時もいつもぐるぐる回っているから
ちょっと待っていればいいことがやってくる、
ということ。
私も嫌なこともあったけど、待っていてよかったわ。
60代でハネムーンを楽しんでいるお二人は
本当に微笑ましくて、
いやぁ、なんだか自分がハネムーンを体験しているみたいな
気持ちになりました。
ごちそうさまでした。