通訳案内士Kayのシンプルな暮らし

通訳ガイドのこととか、暮らしのこととか

通訳ガイドの持ち物 かばんの中身はこんな感じ2019年版

一昨年この記事を書いたのですが、

昨年130日以上通訳ガイドの仕事をしてみて

すこしだけ持ち物も増えたり減ったりしたので 

通訳ガイドの持ち物 2019年版

としてご紹介させていただきます。

 

これはわたしが通訳ガイドの仕事をする時に

だん持ち歩いているものです。

 

仕事の内容によって

持ち物は変わりますが、

基本的に、ということで。

 

1、名札・通訳案内士ライセンスカード

これが一番大事ですね。

何があっても絶対忘れてはいけないものです。

ここには私のファーストネーム

ローマ字で書いてあります。

裏側には通訳案内士のライセンスカードも

入れてあります。(特にこれが大事ですね)

通訳案内士のライセンスカードは、

観光施設に入場する時などに提示することが多いので

いつでもすぐに見せることができると便利です。

来年は東京オリンピックということで、

ストラップをそろそろ東京オリンピックのものに

しようかなと思っています。

 

 

  

2、クリアファイル、白紙

ツアー開始前、

駅やホテルのロビーで待ち合わせるときに

お客さんの名前を書いて

このクリアファイルにはさんで

手に持ちます。

旅行会社のロゴ入りのミートボードを

使用するときにも使います。

その他、ツアーの参加者リストや、

旅程表をはさんでおきます。

白い紙は何かお客さんに書いて渡したり

持っていると何かと便利です。

ツアーの時は白紙を3、4枚持ち歩いています

 

 

3、小さいふせんとペンこれがとても重宝しています。

お客さんに「さっき食べた食べ物の名前はなんだっけ?」とか

「どこのレストランがおすすめ?」とか聞かれたときに、

さっとこのふせんに書いて渡します。

 

 

4.新幹線の時刻表

ぼろい時刻表の写真ですみません。。

お客さんがツアー当日に新幹線に乗る場合など、

出番がたくさんあります。

特にJRパスを使って旅行している場合、

JRパスでは「のぞみ」「みずほ」には乗れない、などの

制限があります。ざーっと全体を見渡せる時刻表が便利です。

スマホでもいいのですが、

わたしは紙の時刻表をカバンに入れて持ち歩いています。

通訳ガイドはJRパスの仕組みを

よく理解していないといけません。

観光地の説明よりも大事だったりします。

 

 

5、名刺

f:id:rainbow1024:20170706184052j:plain

ツアーが終わるとき、記念に

名刺を渡すこともあります。

クルーズなどのバスツアーでは

名刺の出番はありませんが、

名刺をくれたお客さんには

渡すときもあります。

ツアーが終わってからもお客さんから

メールのやり取りが続いたり

インスタグラムでつながったりして

楽しい交流が続くことも多いです。

 

以上がツアーの時には必ず持ち歩いているものです。

 

団体ツアーの時には少し違う持ち物も必要です。

以下が団体ツアー用、です

 

6、ホワイトボード・水性マジック・ティッシュf:id:rainbow1024:20170706180431j:plain

 

 団体ツアーの時に使います。「一旦自由行動」のとき、

再集合の時間を書いてお客さんに見せます。

バスツアーに参加するお客さんは、

必ずしも英語のネイティブスピーカーではありません。

 口で伝えただけでは

聞き間違えられることがあるので、

必ずホワイトボードに

再集合の時刻を書いて、それを、再集合の場所で見せて

「~時~分に、ここ!!に集まってください」

と言います。 

わたしは、100均のホワイトボードを

使っています。

時刻を紙に書いて見せるのも

いいと思いますが、

集合時刻はツアーの進行具合によって

最初の予定から変更になることも多いので、

ササッと消して書き直せるホワイトボードが気にいっています。

 

水性マジックで書いて、

ティッシュで消して

何回も使います。 

 

 

7、目印の旗

グループの人数が10人以上の場合、

目印になる旗を持って歩くと便利です。

人ごみの中でもガイドがどこにいるか

すぐにわかります。

ガイドはみんな自分のオリジナルの旗を持って

歩いています。

東急ハンズなどで「指示棒」を買って

それに目印をくっつけるとできあがりです。

 

 

8、クリアファイル

f:id:rainbow1024:20170706182003j:plain

 

バスツアーなどのオペレーションマニュアルが

配布されている場合は、

それをクリアファイルに入れています。

ツアーで訪れる場所で説明するときの

資料も入れています。

カンペもはさんであります。

(説明しながらカンペを見ることはできませんが、お守りとして、笑)

人によっては、たくさんの資料を持ち歩いていますが、

私は重たいので持ち歩かないです。

昼食の時に自由時間がある場合など、

午後に訪れる場所の資料を持って行って

昼休憩の時に見直したりしています。

  

 

 

 7、ファスナーつき袋

f:id:rainbow1024:20170706185851j:plain

 

クルーズ船のガイドをすると、

ツアーが終わってバスを降りるとき

たくさんのお客さんから

チップをもらうことが多いです。

チップはけっこうぐちゃっとした状態でもらうので

それをThank you.と言いながら

ポケットにさっとねじこんで

すぐに次のお客さんと

お別れのあいさつをします。

そんなのを30人以上続けると、

全部のお客さんとお別れしたときには

ポケットの中が

ぐちゃぐちゃの紙幣やらコインで

パンパンになっています。

そんなお金をぐちゃっとしたまま、

このファスナーつき袋に

放り込んで、すぐに帰り支度をします。

お財布に入れるのは手間がかかるので、

わたしはファスナーつきの袋が

便利だと思っています。

  

 

その他、あると便利なもの

 

折り紙

これが意外に役にたちます。

お客さんが家族連れで子供がいた時、

電車で移動中などのちょっとした時間に

折り紙を折ってプレゼントすると

喜ばれます。

大人のお客さんでも、

折り鶴を渡すこともあります。

子供は、折り鶴も喜びますが、

忍者の手裏剣を折ってプレゼントすると

喜んでくれます。

 

スマホのバッテリー

お客さんのスマホのバッテリーが死んだ時に

「どうぞ」と貸してあげると喜ばれます。

 

ばんそうこう

たまーに出番があります。。

 

ハンカチ

神社をお参りすると、手水の使い方を説明しますが、

ハンカチを忘れると口の周りが

濡れたままガイドを再開することになります

 

 

以上、これから通訳ガイドをやってみようという方の

ご参考になれば幸いです!